農業でのひとりごと。

過去投稿のつづき③
2021年7月21日
昨日から早朝4時半あたりから7〜8時までの時間帯は、田んぼの除草と土手草を刈っていました。
田んぼの除草は、7月末までやる予定となります。
前回、私が軽い熱中症を経験したのを教訓に、30度を越す猛暑日は、日中の農作業を一旦やめて涼しい時間帯だけに致しました。
今年は援農無しだったので、一町二反歩の田んぼの除草が追いつかなくて、なかなか苦戦していました。
このようにいつも援農して頂けるとは限らないので、父一人だけに任せるわけに行かず6月に仕事を退職して父と協働で専業農家になりました。
相変わらずお米が売れず、困っては居ますが、頑張って売りきれれば良いなと思っています。
ちなみに今年は、亀の尾の在庫が、超 溢れています苦笑
半年越えの自然熟成された亀の尾は【美味】そのものです。
名前は伏せますが、東京の星5つのお米マイスターさんが大絶賛された当農園の自然栽培米・亀の尾です。
「あんなに美味しい亀の尾は初めて食べました。」と評価していただきました✨
通年ふるさとチョイスにて返礼品として出させていただいております❣️
私の体力が有れば、父の足を引っ張らずに順調に除草出来たと思いますが、どう足掻いても、手押しの除草機を使って何周も歩くのは大変なものです。
何故、機械を使わないのかと言うと、要するに田んぼが深くなってしまうからです。
詳細は父に聞けば分かるのですが、機械が向きを変えるタイミングで土がめくれて結果的にその部分だけが深くなってしまうので、常用の機械除草機は導入しない事にしているんです。
田んぼの深さが傾くと、水量が傾いてしまい、浅いところだけ雑草が蔓延る事にもなりますし、逆に深すぎてしまったところは田植え後の稲が呼吸出来ずに水に溶けて苗が消えてしまう事にも。。
自然栽培の田んぼは、土をおこす際は5〜10cm程しか掘りません。
一般的には30cmも掘り返すらしいですが、それでは微生物が天地返しされてしまって一年かけて出来た微生物やその他諸々の養分をリセットしてしまう事になるので、極力土は深く掘ら無いという方針なんです。
そして、大型機械も一切使いません。
常用の機械除草機でさえも、ちょっと重すぎると思うほど。
とにかく重たい機械は田んぼや畑には入れたくありません。
何故かというと、機械自体の重さだけでふかふかの大地がプレスされてしまうので、大型機械導入も、微生物の為には一切なら無いのです。
おそらく大型機械化された農業は永久的に施肥しなければならないでしょうから、持続化農業にはなり得無いと推察しています。もちろん、大型機械化された農業の土地に微生物はほとんど住んで居ないと思います。
私自身、手伝って居る程度の身なので、専門的なお話しは、詳しく無いので、普段から細かいことは説明しないのですが、一応参考にしていただければ幸いです。
2年前、自然栽培について長年研究されている弘前大学の杉山修一さんが、14年前から当農園の土もそのサンプルとして研究されてましたが、2年前に当農園の微生物の量がもの凄い多いという研究結果を密かに教えていただきました。
そのことを通して今まで田んぼに掛けてきた全ての事が一切無駄が無かった事を分からせていただけて、親子で大変有り難かったです。
持続化可能な農業は、肥料も堆肥も農薬も使わない。
プラス大型機械も使わない。
そこにヒントが隠されて居る事を多くの人が知っていかれたらいいなと思う、今日この頃なのでした。

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