トマト栽培

今年のトマト栽培は面白い事になりそうです。
 
昨年、笹畑になってしまった(畑を放置する期間が長かった為荒らしてしまった)場所で目の前に崖がある畑なんですが、そんな所にミニトマトを植えたら鍔鳴りに甘いトマトが食べられた🍅…という経験を元に、今年は栽培計画を練ってみました!
 
なぜ、肥料も与えてないのに甘いトマトが採れたのか。?
その答えは笹があったお陰だと私は判断しました。
もともと笹や竹は、チップにすると米糠の様な肥料になるそうで、その為では無いかと推測しています。
なので、崖沿いの畑ですが、山からの養分が流れ、更に水捌けも良いという、トマトにはピッタリな立地条件だと思い、今年はココでトマト栽培をする事を思いつきました。
 
それでも養分が充分間に合うか少しだけ心配になったので、トマトの畝にヘアリーベッッチという緑肥に使われる種を蒔いて、畝間には雑草避けに大麦を蒔きました。(大麦は結局、雑草に負けてしまいました。)
 
苗作りでは、今年から固定種の種を集めて栽培に着手し始めましたので、勿論トマトも固定種です。
品種は、、
・世界一トマト
・マティナ
・イエローパーフェクショントマト
・マッツワイルドチェリーミニトマト
です。
 
種をネットで購入して苗を初めて自分の手で作り、今では総勢70株のトマト栽培となりました。
育苗を3月から開始しましたが、結局4月から育てたものの方がモノになりました。苦笑
 
ラクターと畝立て機は父に頼んでやってもらい、5月10日頃から少しづつ定植を開始し始めましたが、田んぼ優先で毎日大忙しだったので、田んぼかひと段落ついた頃には気が付いたらトマトは雑草の中に埋もれている状態でした。汗
↑雑草に埋もれたトマト畑🍅
↑草に埋もれながらも、必死に生きて実をつけていてくれてました。
 
今年は雨が本当に少ない年で、毎日暑さ酷しく、作物には水も与えないので、みんな必死に生きていました。
その様な中で、トマト自身が生き抜く工夫の一端を私に見せてくれました。
↑雑草を刈るとトマトは横たわり、主幹に根っこを生やして水分を補給してる姿
 
 
やっとの思いでトマト畑へ草刈りに行って刈り始めたら、刈り取った雑草が湿っていたのです。
「おや?」と思い、草を刈ってよく観察してみると、そう言えば支柱も全て立て終わってないのに、しかも結わえて固定して無かったのに、なぜトマトは立っていられたんだろう?と思ったら、、?!
 
何と!雑草に支えられてトマトは立っていたのです。雑草を刈り取ったらトマトは横たわり、主幹に根っこを生やして居ました。
どうやら、隣の雑草が留めておいた水分(蒸散)を補給してトマトは生きながらえていた様のです。
 
これには驚きました。
 
確かに、雑草と作物の間に「菌根菌ネットワーク」が形成されて互いに養分を供給し合う性質が、植物には元々あるらしいのですが、まさしく雑草が立派な所には作物(トマト)も立派に育っていたのです。
お陰様でトマトは病気一つせず、茎も箸より太いのが大半を占める成長ぶりで、葉っぱも一般栽培とは異なり、綺麗な黄緑色の葉で、とても良い状態に育って居ました。
 
このまま放置してたらどうなるのか少しだけ気になりましたが…。(笑)
流石にトマトに悪いので、雑草とヘアリーベッッチは刈り取って畝に敷き詰め、支柱を立てて、「道法式垂直仕立て」を実践してみました。
 
垂直仕立てを始めてみて改めて思ったのは、「スペースが少なくても沢山植えれる」事と、「脇芽や芽欠き等は不用」という利点があり、大変分かりやすく、効率の良い栽培方法である。
…という事でした。
↑支柱を立てたトマト畑🍅
↑トマト畑全体像
竹の支柱が全てトマトです。
後ろは山で目の前は崖です。
 
垂直仕立ては上に延びるたびに支柱に固定させなくてはなりませんが、それでも実が沢山採れるなら嬉しいと思うので、これから益々大きくなってきたので、収穫を楽しみたいと思います^ ^
 
今現在まだほんの少ししか食べれていませんが、エグミが全くなく、透き通ったトマト本来の味があり、そして甘くてジューシーな、大変美味しいトマトでした🍅
↑黄緑色の葉が美しいです❣️
↑キラキラ小さい宝物がそこに❣️
↑マッツワイルドチェリートマト🍅
1円玉サイズのミニトマトで、味が凝縮されています。
↑トマトの葉に蝉の抜け殻❣️
まだくっ付いてます笑
 
 
全体的に実が小さいのが難点ですが、味はとても良い成績だと思います!!
私的にはパーフェクト💯です❣️
 
乞うご期待であります^ ^
 
 
 
 
 

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